当事業所が大切にしていることをはっきりと示します。
それがこの『くらんの理念』のページです。
【MISSION】存在意義、使命
▼ 一人ひとりの「幸せ」をサポートします ▼
▼ 人間関係が良好なコミュニティを目指します ▼
「幸せ」を感じるときはどんなときですか? 好きなものを食べている時、何かを達成して成果を出せた時、好きな人や仲のいい友だちと楽しい時間を過ごしている時などに感じるのではないでしょうか。しかし一方で、障がいのある方たちの中には、障がいを理由に簡単にはそれらの「幸せ」を叶えられない人がいます。それでも、誰かのサポートがあれば「幸せ」になることができます。私たちは、障がいの有無に関わらず誰もが「幸せ」を感じられる社会を作っていきます。
私たちの考える「幸せ」とは、人としての当たり前の生活が送れる状態だと考えています。好きなときにご飯を食べて、好きな時に布団に入る。好きな人と一緒にお出かけをする。そんな当たり前の生活をサポートしていきます。その人らしい生活を送ってもらえるように、その人のやりたいことを尊重してたくさんの喜びを感じてもらいたい、そんな想いを持って人の「幸せ」を創り出していきます。
人間関係に悩んだり、傷付いたりしたことはありませんか? 人間関係というものは人生最大の喜びにも、最大の苦しみにもなり得ます。だからこそ、良好な人間関係を築くことが一番大切なことだと考え、人生最大の喜びを感じられるコミュニティを目指します。
いつも感謝の気持ちを伝えてくれる人との関わりに大きなストレスを感じることはありますか?自分のことを分かってくれたり、思いやりを持って関わってくれる人たちと一緒に居られたら、苦しいことやつらいことが起こった時にも乗り超えていけるのではないでしょうか。
利用者とヘルパーという関係以前に「人と人」です。何か困ったことがあれば人として支え合える、自分らしくいられる、一緒にいて同じ体験をし、ともに感動し、泣き笑いしながら同じ時間を共に生きていく、そんなコミュニティを目指しています。
【VISION・VALUE】あるべき姿、信念、価値観
一人ひとりの「幸せ」をサポートします
気持ちを汲み取る
持続したサポートの実現
★気持ちを汲み取る~ヘルパーとして~
「当たり前の生活」と一口に言っても、人によって少しずつ違っています。その人がどういう生活を当たり前だと考えているのかを知っておくことが大前提になります。言葉では自分の希望を伝えられない人もいます。遠慮してしまい本当の気持ちや希望を言えない人もいます。だからこそ、目の前の人の気持ちを理解できるようになったり、『この人には伝えられる』と思ってもらえるような信頼関係を築いて、気持ちを汲み取る技術を身につけることがヘルパーとして一番重要なことだと考えています。
★持続したサポートの実現~事業所として~
当たり前の生活ができなくなった時には「幸せ」ではなくなってしまいます。だからこそ、持続したサポートは「幸せ」な状態のためにとても重要なことです。そのために事業所は、ヘルパーさんが働きやすい環境を整備していきます。目の前の利用者さんの幸せをサポートするという職務に全ての意識を集中できるように。
また、利用者さんやヘルパーさんに対して補助的な関わりをして持続可能な関係を目指します。そこには私たちが大切にしている「人ファースト」という考え方があります。
※「人ファースト」
「利用者ファースト」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?利用者さんを第一に考えて行動する考え方を言いますが、そうなってはヘルパーさんが二の次になってしまいます。利用者さんとヘルパーさんのどちらも大切にするというのが「人ファースト」です。立場に関係なくどちらも一人の人間です。双方が気持ちよく関わることのできるように仲介し妥協点を模索したり、誰もが喜べる喜びを提供できるように補助的な役割をしていきます。そうして作られる環境では、心にゆとりが生まれ、立場に関係なく、人の「幸せ」を実現できるようになると考えています。
【ACTION・WAY】行動指針~ヘルパーとして~
一人ひとりの「幸せ」をサポートします
気持ちを汲み取る
目の前の人を理解しようと努力する
気持ちに寄り添う
話しやすい雰囲気を作る
「気持ちを汲み取る」ために必要なアクション
★目の前の人を理解しようと努力する
・目の前の人に関心を持ちます
・話を最後まで聞きます
・表情や仕草、行動を注視し感情の機微に注目します
・相手の立場に立って想像します
・周辺環境を考慮します
★気持ちに寄り添う
・共感します
・気持ちを尊重します
・自分の価値観を押し付けません
・否定しません
★話しやすい雰囲気を作る
・視線を同じ高さにします
・優しい表情をします
・挨拶をします
・優しい声掛けをします
・目を見て話を聞きます
・頷きながら話を聞きます
・話すペースを尊重します
【ACTION・WAY】行動指針~事業所として~
一人ひとりの「幸せ」をサポートします
持続したサポートの実現
(「人ファースト」という考え方)
働きやすい環境の整備
補助的な役割
★働きやすい環境の整備
・初めての人にも安心して支援できるように同行研修を行ないます
・他のヘルパーさんの支援方法を知れる機会を作ります
・より良い支援についてアイデアを出すための機会を作ります
・支援について困ったことや悩んでいることがあれば話せる機会を作ります
・介護技術の向上のための勉強会を行ないます
・コミュニケーション力向上のための勉強会を行ないます
・自己理解、他者理解についての勉強会を行ないます
・段階的な成長のための機会を作ります
・つらい時につらいと言える環境を作ります
・目的(人の幸せ)を見失わないよう行動指針を示します
・労いの言葉を言い合う環境を作ります
・職員のプライバシーを保障します
★補助的な役割
・利用者さん、ヘルパーさん双方の要望・気持ちを聴きます
・双方の幸せのための折衷案を考えます
・誰もが喜べる喜びを提供します
・ハラスメントを防止します
・権利擁護を行ないます
【ACTION・WAY】行動指針~3者の信頼関係~
人間関係が良好なコミュニティを目指します
相手の幸せを願う
利他の心を持つ
自分の気持ちを相手に伝える
共感する
相手を笑顔にする
相手が自分らしくいられる
ように努める
相手のことを信頼する
ポジティブな発言をする
★相手の幸せを願う
・相手のことを自分事のように考えます
・尊重して敬意を示します
・ありのままの存在で見ます
・悲しむ、心が痛む、傷付くことはしません
・温かく優しいまなざしを向けます
★利他の心を持つ
・相手の喜ぶことをします
・相手のことを大切に扱います
・目の前の人に対して自分のできる精一杯のことをします
・約束を守ります
・親切なことをします
・故意でなくとも相手を傷つけてしまったら謝ります
★自分の気持ちを相手に伝える
・常に感謝の心を持ち、その気持ちを表現します
・自分が傷ついたら傷ついたと本当の気持ちを伝えます
・背伸びせず素直に嘘をつかず正直に話します
・嬉しかった時は素直に嬉しい気持ちを表現します
★共感する
・楽しい時は一緒に楽しみます
・喜怒哀楽を一緒の気持ちになって表現します
・相手の気持ちに近寄れるよう努力します
★相手を笑顔にする
・まずはこちらから笑顔で接します
・相手の嬉しくなることをします
・相手に楽しんでもらいます
・相手にほっとしてもらいます
★相手が自分らしくいられるように努力する
・相手の存在を受け入れます
・気持ちに寄り添います
・人格否定はしません
・他人を悪く言ったり馬鹿にしたりしません
★相手のことを信頼する
・相手の可能性を信じます
・相手を頼りにします
・相手の良いところを見つけてそれを褒めます
★ポジティブな発言をする
・前向きで明るく肯定的な、心が安らぐ声掛けをします
・善意や好意を伝えます
・元気づけます
・明るく挨拶をします